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離婚に関する法律

■子供の戸籍はどっち?

子連れの離婚の場合、親権と同時に戸籍のことも気になるでしょう。親権を持つ親の戸籍に子供が入るのが通常です。

親子の血縁関係は、もちろん永遠に切れることはないのですが、戸籍上の親子関係としては、母親か父親のどちらかの世帯に属するかを決めなければなりません。

通常、子供の戸籍は何も手続きをしなければ基本的には父親のほうに残ります。これは、日本の婚姻関係においては、ほとんどの場合、結婚して新しい戸籍を作るときに男性の家系として作るためです。

もちろん、中には女性が独立した戸籍を持って、そこに父親となる男性が入籍している場合もあるでしょう。その場合は、女性の戸籍に子供の戸籍がそのまま残ります。

そういうわけですから、親権者が決定したら、子供の戸籍がそのままでよいのか、どちらかの籍に移す必要があるのかを判断する必要があるでしょう。

戸籍を動かす場合には、「子の氏の変更許可申請書」を出して、市区町村役場に「入籍届」を提出という二段階の申請手続きが必要となります。

母親が親権者となるなら、「子の氏の変更許可申請書」は家庭裁判所に出します。このとき注意したいのは、離婚後の親権を持つほうの親の戸籍謄本を一緒に出さなくてはならないこと。つまり、母親が世帯の筆頭者となる新たな戸籍を用意してからでないと、子供の戸籍の手絵続きは行なえないということです。

戸籍を書き換えるのには、離婚届が受理されてから1週間程度の時間がかかります。ですから離婚届を出すのと同じタイミングで、子供の戸籍の書き換えを済ませることはできません。

まとめると、手続きの手順としては、

離婚届→戸籍の変更→新しい戸籍の完成→子の氏の変更許可申請→子の入籍

となります。

ただ、子連れの離婚で姓が変わると、離婚をしたということで子供がいじめに遭わないか心配という方もいらっしゃるでしょう。また、職場などで離婚の事実をあえて周知したくないと思う方もいるかもしれません。

そうした場合は、離婚後も婚姻中の姓を継続して称することもできます。手続きとしては、離婚成立後3カ月以内に離婚の際に称していた氏を称する届を市区町村役場に提出し、自分を筆頭者とする戸籍を作成すれば良いだけです。元の配偶者の承認や証人を必要としないため、自分ひとりで決めることができます。

提出期間の3カ月を過ぎた場合は、家庭裁判所に氏の変更許可の申し立てを行い、姓を変更する許可が必要となります。ただし、その場合は変更を求める理由が厳しく問われますので、離婚後も婚姻中の姓を名乗りたいと希望するのであれば、必ず離婚成立後3カ月以内に手続きを行うようにしましょう。

また、生活や心情の変化から、離婚後は婚姻中の姓を継続使用していても、旧姓に戻りたくなることもあるかもしれません。そのような場合にも、氏の変更許可の申し立てを家庭裁判所に行い、家庭裁判所の許可が得られれば、結婚前の姓に戻ることが可能です。


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